四季のMYガーデン

ガーデンコーディネーター五十嵐が
四季の庭やガーデニング作業などを綴っています。

銘石の和風庭園をロックガーデンに!

ライフスタイルとお庭 2022年2月23日

石組の和風庭園を、四季の風情が五感で感じられる雑木の庭にしてほしいとご相談がありました、さっそくお伺いしてお話のあらすじを承りました。

亡き先代の社長さまが機会があるたびに、気に入った銘石を集めて庭師からお庭を築いていただいたそうです。


銘石の山天、平天などを組み合わせた高級感のある落ち着いた趣のある景観が美しい和風庭園が、離れお部屋から愛でるところに築かれていました。

風格ある庭石を拝見すると高価な銘石の様です。

石庭

石組みは当時のままだそうです。




下写真は母屋と離れから景観が愉しめる中庭が作庭してありました。

岩間から滴り落ちる滝や苔むした風情はなくなったようです。

こちらは中庭の裏側です。
石庭1

昭和の時代は銘石の趣味をお持ちで、その奥深い世界にのめり込んでいらっしゃる方が結構いらっしゃったものでしたが。


植栽は、松、イチイ、イヌツゲ、コウヤマキ、モミジ、紅枝垂れ、サツキ、竹、南天などを植栽し、苔をはり池をめぐらし和風庭園の費用は数百万はかかったものでした。

ご依頼主様はお子様方に改めてご相談をされたところ、後日子供の頃ご自宅の庭園を見て育った思い出を残してほしいと、庭を壊すことに反対されたそうです。

そうですよね、思い出のお庭を壊すことは忍びないもの、維持できる間はそのまま手入れをしながら四季の風情を楽しまれることは良いことですよ、とお伝えしてまいりました。

私も素晴らしい銘石が組み込まれている和風庭園がすくなくなっている昨今、壊してしまうことを懸念している一人として、維持できるのであれば安易に壊すことなく残して欲しいものと思わずにはいられませんでした。

そのほかに空き地には有機栽培の菜園が作られていました。


手作りガーデニングが盛んになっている昨今、一例として庭に庭石がある場合はそれをフォーカルポイントに用いる、或いは今回のような石組の和風庭園をリ・ガーデンする場合は植栽を変えるだけでロックガーデン風になるんですね。

例えば海岸の断崖に生えているイソギク、浜菊、達磨菊、寒さに強いセダム、コニファー、高山植物などを植栽することによってロックガーデン風にアレンジし手作りのガーデニングが楽しめることをふと思いつきました。


持続可能な社会づくりSDGs国連が2030年までにゴールを決めた17項目の15番目に「陸の豊かさを守ろう」という項目があります。

持続可能な社会を実現するため、私たちは自然からの贈り物を大切に育み守る義務があります。

お持ちのお庭をご自分で試行錯誤しながら庭遊びが出来たらなら、お庭と一体感が生まれ心豊かな暮らしが得られることでしょう。

待ちわびた春には愉しいガーデンライフが待っています。

健康的に暮らす、さぁお庭づくりを始めましょう!


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